2008年07月30日

厚労省・ビジョン検討会(2)

厚労省『安心と希望の医療確保ビジョン具体化に関する検討会』に出席しました。 
これまでの検討会では
医師不足をいかに解消できるか?
大学として定員をどれくらい増やすことが出来るか?
文部科学省と協議し大学定員増をすぐにでも実施する。
また医学生の定員を増やした場合(医師養成費用として)どのくらいの予算が必要か?
必要額が分かれば8月末を目処に国会補正予算に計上する。
などなど

医師の偏在(診療科ごとの医師の偏在&都市部と地方の偏在)については
それを是正するために国として、どのような施策が必要か?
法的な枠組みが必要なら立法を視野に厚労省としてもチームを立ち上げる。などなど。

現場の医師・大学教授・一般住民の意見を最大限に取り入れ、
国として出来ることを具体的に示して実施していきたい…
という舛添大臣の意気込みが感じられる検討会です。

今日のテーマは「地域医療・救急医療」でした。

家庭医(総合医)養成に取り組まれている先生や
救急医療現場に精通している先生の報告をもとに
委員が活発な意見を交わしました。

地域医療を維持するためには家庭医が必要不可欠になってくるだろうということや、住民の側として地域医療の現状を知ることの大切さについて議論されました。
そして
住民も医療知識を得る場をつくる必要がある。
との意見も出されました。