2008年01月24日

千葉県東金市議会視察

千葉県東金市議さん、同市NPO地域医療を育てる会さん、
東金病院平井愛山院長先生と懇談させていただきました。
 
昼食時間も含め3時間に及ぶ懇談の中で、
「住民理解をどう得るか」というのが議題にあがりました。

コンビニ受診を控えようと言っても強制はできません。
子や孫のことを心配するあまり、
勢いで夜間救急に駆け込んでしまう人もいます。
それに医療崩壊は小児科・産科だけではないので
他科にかかっている人たちにどのように伝えるか…。

本当に難しい問題です。
すぐに解決することはできませんが
地道な努力で徐々に理解を広めていければと思います。

私たちはどこにでもいる普通の母親です。
資金なし、人脈なし、発言力なし、実績なし、経験なし、肩書きなし
まさに「ないない尽くし」の集まりです。

そのことで歯痒い思いをしたり
無力さを感じることもこれまで多々ありました。

でもこの日の懇談会で
「守る会の活動は一般市民にしかできない」
「普通の母親が主体になったからこそ受け入れられたのです」
「議会がコンビニ受診を控えようと市民に言ったらバッシングの嵐だ」
と言われ、ハッとさせられました。

ないない尽くしの私たちだからこそ
多くの方の賛同を得ることができたのかもしれません。

最近はメディアに取り上げられることも多くなりましたが
これからも謙虚に初心を忘れずに活動を続けていきたいと思います。